チーフエンジニア
「誠実、親切、正確」を心掛けて
トータルアドバイスできるエンジニアに
2005年入社福井 太一
志望動機を教えてください。
高校生の時に、バイクが好きで自分でカスタムしていたのですが、知り合いのバイクを修理したことが整備士になろうと思ったきっかけです。
バイクを修理したことに喜んでくれたことが、人の役に立てたという実感となりました。
でも、バイクの整備だけで生計を立てていくのは難しいと思い、自動車の整備士を目指すことにしました。 トヨタと言えば、世界でも知名度があり、日本でのシェアも一番。 その中でもより安定した会社で働きたいと思い、当社を志望しました。
仕事をする上でのモットーを
教えてください。
「誠実、親切、正確」を大切にしています。
以前、純正でない用品を車に取り付けたことが原因で不具合が起きていたケースがあったのですが、 お客様は車に原因があると思われていて、対応に苦しんだことがあります。
でも、正確に故障の原因を診断し、誠実かつ親切な対応をしたことで、最後はお客様に理解していただくことができました。 「誠実、親切、正確」に尽きると思っています。
入社一年目で大変だったことは
どんなことですか。
入社当初は、自分が思っていたより仕事がうまくいかず、自分への苛立ちや葛藤がありました。
バイクの修理経験で、少し自信を持っていたこともあり、修理する中で「これでいけるだろう」と誤った判断をしてしまい、 結局ミスをして自信を無くしてしまうことがありました。
さらに失敗した時に、それを認めたくない気持ちや、誰かのせいにして逃げたい気持ちがありました。 しかし、失敗をしっかりと受け止めて、「なぜ失敗したのか」「どうすれば次は失敗しないか」をしっかり考えることが成長する上で大事だと感じました。 失敗を一つひとつ乗り越え自然と自分自身の成長に繋がり、自信がついてきたように思います。
仕事をしていてうれしかったこと、
大変だったことはなんですか。
お客様が車に乗っている中で、週に1回、時には月に1回程度しか発生しないトラブルでご来店いただくことがあります。
その症状をいくら再現しようと思っても発生しないケースがあります。 しかし間違いなくトラブルは発生していて、お客様は不便を感じていらっしゃるわけです。その場合は診断もお客様対応も難しいです。 その原因を突き詰めて修理をし、お客様に感謝された時は特にうれしいですね。
これからは、保険などのフロント業務もこなせるようになって、トータルでアドバイスできるエンジニアを目指したいです。
就職活動中の学生さんに
メッセージをお願いします。
自動車業界のエンジニアに対する待遇は以前と比べて格段に良くなっています。
修理もシステムが複雑になりましたが、IT機器の導入など合理化されてきています。
クルマは保有形態や使用方法が変わってもまだまだ社会に必要な物だと思います。
今、自動車業界は「100年に一度の大変革の時代」です。 皆さんの新しい考え方や、やり方で一緒に自動車業界を支えていきましょう。
社員インタビュー